MENU

【将来の子育て費用足りない?!】統計からみる子育て費用を解説

子育てにこれからどれくらいの費用がかかるんだろう…

育児をしているとこんなことを考えることも多いと思います。

アラフォー世代のパパは、サラリーマンであればそれなりに安定した収入があると思います。

しかし、定年まで折り返しを過ぎた状況でこれからどんどん育児費用がかかることは、なんとなくでも想定していると思います。

こんにちは、むぅ父さんです。

私が定年を迎える年にまだ長女が15歳。

まだまだこれからお金がたっぷりかかる年齢。

今のうちから本気で考えておかないと将来苦労することは明らかです。

  • 子育てにはどのくらいの費用がかかるのか。
  • 夫婦共働きと専業主婦世帯の違い

この辺りを解説していきたいと思います。

目次

子育てにはどのくらいのお金がかかるのか

第一子ひとり当たりの年間子育て費用額

未就学児・・・843,225円

 小学生・・・1,153,541円

 中学生・・・1,555,567円

 ✳︎対象者全体による平均額

出典:内閣府「インターネットによる子育て費用に関する調査」

国民生活基礎調査によると、2010年時点での18歳未満の子どものいる世帯平均所得は、658万円となっています。

実に世帯所得の15〜23%を占めていることになります。

これって結構な割合ですよね。

習い事にかかるお金

スポーツ系

一番人気は水泳。

つづいて、体操教室、サッカー、野球、空手、ミニバスケットなどが人気です。

1ヶ月費用:4,000円〜6,000円程度

芸術系

一番人気はピアノ。

つづいて、音楽教室、リトミック、合唱、絵画・造形、バレエなどが人気です。

1ヶ月費用:ピアノが7,000円前後、バレエが10,000円前後、その他が5,000円前後が多いようです。

学習系

一番人気は英語・英会話。

幼児期は、プリント教材の教室、能力開発系の幼児教室などが人気です。

1ヶ月費用:8,000円〜10,000円程度

また、小学生になると公文式や学習塾に通う割合が増えます。

文部科学省の調査では、小学4年生では25%、中学3年生では65%が塾に通っており、公立中学では半数近くが年間20万円以上を塾代、参考書代などにかけています。

保育料

保育料は住んでいる自治体と世帯の所得税額によって違います。

詳細は住んでいる市町村に確認してください。

例)東京都文京区 平成25年度の認可保育園の月額保育料
  • 3歳未満:0円〜最高77,500円
  •   3歳:最高26,600円
  •   4歳:最高22,000円
  • 第二子以降は、割引あり。

教育費

幼稚園から大学まですべて国公立に通った場合は合計約1,000万円。

すべて私立に通った場合は合計約2,300万円です。

  • 以下すべて年間費用

幼稚園

  • 公立:230,000円
  • 私立:540,000円

小学校

  • 公立:300,000円
  • 私立:1,470,000円

中学校

  • 公立:460,000円
  • 私立:1,280,000円

高等学校

  • 公立:390,000円
  • 私立:920,000円

大学

  • 国公立:(入学金)282,000円 (年間授業料)535,800円
  • 私立文系:1,150,000円
  • 私立理系:1,500,000円
  • 私立医系:4,720,000円

乳幼児期の頃は、国からの補助もありますので比較的少なくて済みます。

お金がかかってくるのは、やはり大学生からです。

国公立、私立でもだいぶ違ってきますが、一人暮らしを始めるなどで仕送りなどがあれば更に負担は増えます。

夫婦共働きと専業主婦世帯の違い

生涯賃金比較

男性収入

2億9000万円(大卒・正社員・転職なし)

女性収入

【正社員で働き続けた場合】

2億5700万円(大卒・正社員・育児休業1年・転職なし)

パパの生涯賃金に上乗せされるので、世帯収入としてはゆとりが生まれます。

また、ママ自身の年金がしっかり受給できるので老後の安心にもつながります。

【再就職した場合】

1億7700万円(出産でブランク10年・再就職)

子育て費用が増える時期に収入が上乗せされるので、かなり助かりますよね。

【専業主婦の場合】

2200万円(28歳で出産により退職後、専業主婦)

こちらはずっと専業主婦の場合です。

出産により退職する前の賃金のみとなります。

正社員として働き続けた場合との差は、2億3500万円になります!

まとめ

幼児期から大学生にかけてかかる費用について解説しました。

見ていただいて分かる通り、年齢が上がるにつれて費用もかかってきます。

まずはママと共働きにするのか、専業主婦(主夫)で行くのかのライフスタイルを考えましょう。

私も経験がありますが、お金がないと心にも余裕ができないものです。

しかしながら、あまりにもお金のことを気にしすぎるのも良くありません。

今後のことをある程度想定しながら、夫婦で柔軟に考えていけるといいですね!

  • 参考文献:新しいパパの教科書(NPO法人 ファザーリング・ジャパン著)

コメント

コメントする

目次