子どもを褒める。
子育てをする上で褒めることと叱ることは、切っても切れないものです。
でもどうしても日常生活の中では、叱る(怒る)方が多くなっているように思います。
褒めるって、結構意識的にしないといけないんですよね。
当たり前のことではありますが、褒めるってとっても大事なことなんです。
またパパだからこそ、褒めることについての効用もあります。
この記事では、改めて褒めることについてまとめてみました。
- パパから褒められると自信が持てるようになる
- 叱るより褒める方がいい場合
- ママを褒めてみよう
子育てに頑張ってるパパの参考になればと幸いです。
パパから褒められると自信が持てるようになる
パパは子どもが初めて接する「社会」
子どもにとってママは絶対的な存在です。
そんな中、パパは子どもが初めて接する「社会」と言ってもいいでしょう。
その初めての「社会」となるパパとの体験が、子どもに大きな影響を与えることになります。
パパに認めてもらう体験が多ければ、社会からも受け入れられると思うし、
パパから否定ばかりされていれば、社会からも否定されるんじゃないかと思ってしまうかもしれません。
大人だって否定ばかりされていれば、自然と自信は失っていきますよね。
まさに生きる上での土台となる訳です。
周りを気にし過ぎる
子どもが幼い頃から、パパからあまり褒められず怒られたり否定されたりしてばかりだと、
- 自分はどう思われているんだろう。
- こんなことを言ったら、また否定されるかも。
- こんなことをしたら怒られるんじゃないか。
こんな思いが先に立って、常に不安がある状態になってしまいます。
パパから褒められ、認められていた子どもは自分に「自信」を持つことができます。
子どもが新たな「社会」に出たときに、自分はきっと認めてもらえると思って飛び込むことが出来るんです。
もちろん、上手くいかず落ち込むこともあると思いますが、この「土台となる自信」があればきっと乗り越えることが出来ます。
叱るより褒める方がいい場合
ルールを教えるときは、叱るより褒める方がいいです。
「してはいけないこと」を子どもがしたときは、それを注意することがしつけであるという考え方もあります。
しかし子どもは、「してはいけない」ことをあえてすることがあります。
大人の注意を引くためです。
そんな「してはいけないこと」をいっぱいする子には、常に叱ることになります。
そうすると、子どもの土台となる「自己肯定感」を大きく損なうことに繋がります。
もちろん、人の迷惑になることや自身を危険に晒すような行為については、叱らなければいけないのですが、そうでないのであれば、叱るよりも褒める方が効果的です。
「何回言っても全然いうことを聞かない」
というケースは、叱ってばかりで自己肯定感を損ない、やる気を失って「してはいけないこと」を繰り返してしまっているのです。
例えば、「なかなか片付けをしない」場合。
「早く片付けなさい!」と叱るよりも
10個片付けをしなければいけない中の、1個でも片付けができたのなら、
「1個片付けが出来て偉かったねー」と言ってあげればいいのです。
出来ないことを咎めるより、出来たことを褒めてあげる。
これを繰り返すことで、片付けすることで「パパがこんなに褒めてくれるんだ」と自信がついて、率先して片付けてくれるようになります。
感情に任せて、怒鳴って言い聞かせれば手っ取り早いですが、子どもの「自己肯定感」を損なわないためにも
グッと堪えていただきたいです。
ママを褒めてみよう
ここでいうママを褒めるとは、ママが子どもを褒めたことを褒めるということです。
このケースは、パパ自身は子どもを褒めたいと持っているけれども、ママにその意図が伝わらず、または伝わってはいるがママとしてはどうしても怒ってしまうことが多い場合です。
ママが子どもを褒めたら、すかさず「今のママの褒め方、子どももすごく嬉しかったんじゃない」などと褒めたことを褒めるのです。
もちろん、直接的にママを褒めることも大事だしとても良いことなのですが、褒めることを褒めるとママが子どもを「褒める」ことが少しずつでも増えるきっかけになっていきますし、何より夫婦関係も良好になりますよ。
まとめ
- パパから褒めらると自信が持てるようになる
- 叱るより褒める方がいいケース
- ママを褒めてみよう
以上のことを解説いたしました。
叱ってばかりいると、子どもも叱られることに慣れてしまって、いざという時の叱る効果が薄れてしまう。
何より、子どもの自己肯定感が損なわれてしまうことが大きな問題です。
パパがたくさんの愛情で褒めてあげることで、子どもの「自信」という名の土台を築いてあげて、
社会に飛び込んでいけるようにしてあげたいですね。
コメント