子どもに対していつも怒ってばかり。
そのことで、いつも自己嫌悪に陥っている。
今日こそは怒らないようにしようと心に誓っても、ふと気づくと怒ってる。
こんにちは、むぅ父さんです。
これ、私のことであります(汗)
私だって怒りたくないんです。
いつも笑顔でいてあげたいと思っているんです。
でも瞬発的に怒ってしまう。
今回の記事を呼んでいただければ、
- 「怒ると叱るの違い」
- 「どんな場面で本当に叱らなければいけないのか」
- 「父親としての役割はなにか」
- 「どのように叱れば効果的なのか」
以上のことが分かっていただけると思います。
少しでも参考になれば幸いです。
怒ると叱るの違い
ここではまず、怒ると叱るの違いを見ていきたいと思います。
怒る
「怒る」の言葉の語源には、心臓に手を当てて怒りを表現している女性を表していると言われています。
要するに、怒りの感情を表しているんです。
ただただ感情のことですから、何も伝えてはいないのです。
叱る
「叱る」の言葉の語源には、口から言葉を発して何かを伝えるという意味合いが含まれています。
この2つの言葉の決定的な違いは「何かを伝える」という意味が入っているか否かなのです。
子どもと接する場合は、この「伝える」ことが非常に重要なのです。
怒るのではなく、「伝える」のです。
どんな場面で叱らなければいけないか
日常生活の中で、些細なことでも怒っていないでしょうか。
先にも述べましたが、怒るのでなく叱るのです。
その叱るべき場面について見ていきます。
本当に叱るべき事柄とは
絶対に叱らなければいけないのは、次の2点です。
- 子ども自身に危険が生じる場合
- 人の迷惑になるような行為や危害が及ぶような場合
1.の例としては、急に道路に飛び出す、ベランダの柵に登ろうとする、歯ブラシを加えたまま走り回るなど。
2.の例としては、公共の場所で騒ぐ、順番抜かし、列の割り込み、人に向かって石を投げるなど。
この状況においては、きちんと叱ることが大切です。
子ども気持ちを汲み取ってみる
ついつい些細なことで、瞬発的に怒ってしまうことが多いと思いますが、
そんな時は、グッと堪えて一度こどもの気持ちを読み取ることをお勧めします。
事柄によっては、わざと親の気を引くためにやっていることもあるかもしれません。
そんなことお構いなしに頭ごなしに怒ったりすれば、もっともっと寂しくなってその行動がエスカレートすることだってあります。
日頃のスキンシップを増やすなどすればそう言った行動も収まることもありますよ。
ぜひ、些細なことでカッとなりそうな時は、一回深呼吸して「本当に叱るべき時か」と考えてみてはいかがでしょうか。
父親としての役割は何か
母親との役割分担
よく言われることではありますが、母親と父親で役割を分担して叱る役、フォロー役を決めておくというもの。
どちらがどの役割分担でもよくて、一番大事なのは子どもにとっての逃げ道があるかということです。
一昔前であれば、親が叱ってもおばあちゃんが登場して「まーまー、そんなに叱らなくても」的な感じでフォロー役がいましたが、現代の核家族においては、その役割を夫婦間でしなければいけないということです。
もちろん、叱ったあと本人がそのままフォローするケースもあると思うので、必ず2人でやらないといけない訳でもありません。
父親の役割
「ガツンと怒るのが父親の役割」
こんな考え方もあると思いますが、もっと別の視点で考えてみたいと思います。
一般的に母親は母性、父親は父性と言われます。
- 母性は、子どもの要求や希望に対して全面的に受け入れて満たしてあげるもの。
- 父性は、社会的なルール、物ごとの善悪やマナーや知恵を与えるもの。
これは日頃から子どもに対して積極的に教えていってあげるのが父親としての役割であり適性なのです。
そして叱る場面においては、きちんとそれを正していくことが必要です。
粘り強く、根気強く続けていきましょう。
効果的な叱り方
テクニック編
- 言うことは簡潔に。長々と説教しない。
- 言う内容は具体的に。
- 怒鳴らない。
- しっかり子どもの目を見て、低いトーンで真剣に話す。
まずは感情的にならないことを心がけましょう。
何がいけなかったのか、どうすればよかったのかを具体的に伝えてあげましょう。
NGワード
- 子どもの人格を否定しない。
- 「ダメ」だけで終わらせない。
- 人と比較すること
- お菓子やおもちゃで釣るようなこと
- 脅かすようなこと
これ、結構あるあるじゃないでしょうか。
ついついやってしまう気持ちもわかりますが、気をつけましょう。
まとめ
ここまで解説してきましたが、一番忘れてはいけないことは、
子どもは親の所有物ではないということです。
一人の人間として敬意を払わなければいけない存在であるということです。
ついつい、言うことを聞かないとカッとなることもあると思います。
そんな時こそ、子ども気持ちに寄り添ってみると違った景色が見えてくると思いますよ。
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