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【ひょっとして仮面夫婦?】仮面夫婦になる理由と修復方法を解説

子育てにおいて夫婦関係はとても重要です。

子どもも敏感に二人の関係性を察知しますし、そもそも夫婦それぞれの精神的な部分に多大な影響を与えます。

この記事を読んでいただければ、

  • 仮面夫婦とは
  • 仮面夫婦になる理由
  • 子どもへの影響
  • 仮面夫婦になった場合の修復方法

このようなことがわかるようになります。

「あれ、もしかしたらうち仮面夫婦かも」

と心当たりのある方は、ぜひ最後まで読んでいただきたいと思います。

目次

仮面夫婦とは

対外的には仲の良い夫婦を演じているものの、双方向のコミュニケーションが取れていない状態です。

仮面夫婦であっても、表面的には良い関係を演じることもあり、パートナーとしての会話(最低限の業務連絡)、親戚付き合いや他家族との交流などは、通常の夫婦と同様の対応をすることもあります。

しかし、実際には夫婦としての愛情がなくなっていることから、家ではまったく話さない、触れない、相手のことは子ども通して知る、などのことが起こります。

また特徴として、激しく喧嘩をしたり、言い合ったりすることもありません。

無関心なのです。

仮面夫婦の特徴

互いに関心がない

仮面夫婦の場合、すでにお互いに関心を失っていることが多いです。

食事などの家族揃ってのルーティーンは日常通りにこなすものの、休日はお互いに何をしていても関心がありません。

そもそも「相手が家にいない方が楽」と思っていることも多いです。

互いに愛情がない

当たり前ですが、そもそも愛情があって結婚しているはずですが、仮面夫婦には愛情がありません。

お互いの健康状態にも関心がなくなっています。

会話がない

生活に必要な最低限の業務連絡で会話することはありますが、それだけです。

子どもの前でなければ、挨拶すらしないこともあります。

LINE等で連絡をとる場合も、最低限の連絡だけという非常に素っ気ないものとなります。

セックスレス

会話すらしないのですから、セックスなんてもう遠い世界の話となります。

セックスどころか、手をつないだり、肩をたたいたり、頭を撫でるなどの軽いスキンシップも嫌がられます。

対外的には仲のいい夫婦を演じる

生活していれば親戚付き合い、子どもつながりの他家族との交流など、夫婦で対応しなければならない場面も出てきます。

そんな時は、普通の夫婦のように会話をしたり笑顔で接するよう努力します。

側から見れば、仮面夫婦とは気づかないでしょう。

生活費の支払いや日常の家事などは変わらず行っている

日常生活は滞りなく行われないといけないので、お互いに分担している家事はそれぞれがきちんとこなしています。

また生活に必要な費用についても、きちんと支払っています。

仲は悪くても日常生活を放り出すことはしません。

お互いへの感謝はしませんけど。

仮面夫婦になる理由

生活のリズムが合わない

仕事が不規則であったり、休みが合わないなどで就寝時間がずれていたり、食事時間が合わないなど色々な理由からすれ違うことが多くなります。

すると必然的に会話が減りコミュニケーションが不足してくると、夫婦が単なる同居人のような状態になることがあります。

もともと相手に関心がない

授かり婚、お見合い結婚、親の言いつけでの結婚などが多い例です。

初めから関心がないのですから、仮面夫婦になるべくしてなったということも言えなくはないですし、

当然といえば当然です。

セックスレス

相手にセックスを求めても、少なからずショックを受けますし、拒否され続けると段々と気持ちが離れていってしまうこともあります。

生活リズムが合わない、子どもが小さくて二人の時間が取れないなどの理由から、自然とセックスレスになることもあります。

内容が内容だけになかなか言い出せずにそのまま放置して、結果としてセックスレスから仮面夫婦になる可能性もあります。

浮気された

相手に浮気されれば、心が離れてしまったり、愛情がなくなってしまうこともあると思います。

相手への不信感が強くなってしまい、仮面夫婦になることあり得ることです。

価値観の違い

価値観は違って当然です。

しかし日常的に起こるさまざまな出来事に対して、頭ごなしに自分の価値観を押し付けるようなことがあれば、

「もう何を言っても無駄だ」と諦めてしまうこともあるでしょう。

そこから信頼感は薄れ、コミュニケーションもどんどん減っていき仮面夫婦になるケースもあります。

子どもへの影響

両親が仮面夫婦であれば子どもは気づかない訳がありません。

大人が思っている以上に、敏感に感じ取っています。

ここでは子どもに対する影響を大きく2つ解説いたします。

自分の気持ちを隠したり我慢するようになる

本来子どもは、のびのびと自分の気持ちを全面に出して、遊んだり行動するものですが、

仮面夫婦の家庭でいつもピリピリした状態でいると、必要以上に明るく振る舞ったり、

親の顔色を伺いながら、場の空気を読んで行動するようなります。

それ自体悪いことではないかもしれませんが、それがあまりにも続くと

自分の本当の気持ちを我慢して、言いたいことが言えなくなっていることもあるかもしれません。

問題行動を起こすようになる

子どもの精神的な土台は家庭にあります。

家庭に問題があると、精神的に不安定になり感情のコントロールがうまくできなくなります。

また、親の目を引くためにわざと問題行動を起こすこともあります。

仮面夫婦になった場合の修復方法

仮面夫婦になっている状態であれば「相手に変わってほしい」と思っているかもしれませんが、

相手をコントロールするのは不可能です。

修復したいのであれば自分から行動していきましょう。

自分が行動することで相手を変えていくことは可能です。

コミュニケーションを増やしていく

まずは挨拶から。

おはよう、いただきます、ごちそうさま、おやすみ。

まずはここから始めましょう。

次に、今までの会話が日常生活における最低限の連絡事項だったのであれば、

それに加えて、たわいもない内容も少しずつ加えていきましょう。

長期戦で地道に行動することが大切です。

家族旅行をする

旅行をすれば、日常生活にはないさまざまな出来事が起こります。

それをきっかけに、コミュニケーションを積極的に取っていきましょう。

旅行やレジャーは、コミュニケーションをとるいいきっかけになりますし、そのまま家庭の雰囲気も変わる可能性がありますよ。

家族会議をする

ある程度、コミュニケーションが取れるようなったら家族会議をしてみましょう。

お互いの思っていることを打ち明けてみるのです。

お互いの思いを聞くと、意外と「そんなことで」というようなことも出てくることもあります。

まとめ

仮面夫婦について解説してきましたが、仮面夫婦が全て悪いと言っているわけではありません。

仮面夫婦の状態で成立している夫婦もいるかもしれません。

その距離感で生活するのが良いという方もいるかもしれません。

しかし、子どもがいてその影響を考えると、なんとかしないとと考えている方もいらっしゃると思います。

一度きりの人生です。

もし今が仮面夫婦の状態で、それを修復したいと思っているのであれば、この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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